自己免疫疾患にひとつであり、甲状腺のTSH受容体に対する自己抗体(TRAb)が出現し、
甲状腺におけるホルモン合成・分泌が亢進するために、甲状腺中毒症(甲状腺機能亢進症)が生じます。
原因としては遺伝や、ストレスが関係すると言われていますが厳密には不明です。
アレルギーや妊娠との関連が報告されています。
・自己免疫疾患にひとつです。
・甲状腺のTSH受容体に対する自己抗体(TRAb)が出現し、甲状腺におけるホルモン合成
・分泌が亢進するために、甲状腺中毒症が生じます。
・原因としては遺伝や、ストレスが関係すると言われていますが厳密には不明です。
・甲状腺が大きくなる(腫れる)ことがあります。
・甲状腺ホルモン過剰のために、動悸や頻脈、汗が多い、暑がり、微熱、体重減少、手のふるえ、イライラする、よく食べる、下痢、倦怠感、脱力感など、甲状腺機能亢進の症状がみられます。
・目が出る、まぶたの腫れなどの目の症状も特徴的です。
・問診、視触診
・採血(甲状腺自己抗体の有無、甲状腺機能のチェック、その他肝機能異常などがみられることもあるので一般的生化学的検査)
・超音波検査(甲状腺腫大の有無、腫瘍の合併の有無、リンパ節腫大の有無)
・鑑別診断のために放射性ヨード摂取率などの検査が必要となる場合があります。
・抗甲状腺薬を用いた薬物療法、放射性ヨウ素内用療法、手術療法があります。
・3種の治療法にはそれぞれに一長一短があります。その中でも本邦では薬物療法から開始することが多いですが、当クリニックでは各治療法の説明を行い、患者さま一人一人に合った治療法を選択していきます。
・当クリニックでは薬物療法を行うことが可能です。放射性ヨウ素内用療法や手術療法が適しているとなった時には隈病院の専門医師をご紹介します。
・放射性ヨウ素内用療法や手術療法後の経過観察や継続投薬は当院で行うことが可能です。
・抗甲状腺薬(メルカゾール、チウラジール)には白血球の減少や、肝機能の悪化、じんましん等の副作用が出ることがあります。とくに発熱(38℃をこえる高熱)が見られた場合は白血球減少が疑われますので、すぐに血液検査を行う必要があります。
診療時間内であれば、まずは当クリニックに連絡していただくか、あるいはすぐにお近くの救急指定病院を受診してください。
診察時間内:078-862-9966 診察時間外:080-6228-9900
・白血球減少はこわい副作用ですが、頻度は0.1~0.2%です。夜に高熱がでても、朝まで待ってから血液検査を受ける位の時間的余裕はあります。 ・その他にも気になる症状があれば早めに受診をしてください。
・バセドウ病は自己免疫疾患でありますので、甲状腺機能が正常になっても、しばらくは内服加療をつづけ、しっかりと地固めをする必要があります。正常になったからといって、すぐに内服を中止するとかなりの確率で再発してしまいます。あせらずにじっくりと治療していきましょう。
・喫煙はバセドウ病悪化とバセドウ眼症悪化のリスクファクターです。
禁煙をお勧めします。
動悸や頻脈がある。
汗かきである。
暑がりである。
いつも微熱がある。
よく下痢をする。
よく食べるのに体重が減少する。
手のふるえがある。
なんだかイライラする。
倦怠感、脱力感がある。
まぶたの腫れや眼球の突出が気になる。
2024年9月 | ||||||
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休診日 :土曜午後、水曜・日祝日
※土曜日は、1:00まで
※木曜は乳腺外来は、行っておりません
当院ではマイナンバーカード保険証によりオンライン資格確認を行う体制をとっております。
診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
また、初診時に医療情報・システム基盤整備体制充実加算を算定させていただいております。
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