甲状腺科-
高村クリニック

高村クリニックで行っている検査

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高村クリニックで行っている検査

血液検査

目的
一般的な血液検査・生化学的検査のほかに、専門的な甲状腺機能検査、甲状腺抗体検査、甲状腺や乳腺の腫瘍マーカーなどを調べます。
甲状腺機能検査 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されていないか(バセドウ病など)、不足していないか(橋本病など)甲状腺の働きを調べたり、橋本病や術後甲状腺機能低下のための甲状腺ホルモン補充量が適当かを調べます。
甲状腺抗体検査 バセドウ病も橋本病も自己免疫疾患のひとつであり、診断には甲状腺に対する自己抗体の検査が必要です。
腫瘍マーカー 甲状腺の腫瘍マーカー(サイログロブリン)は甲状腺腫瘍の診断や、術後の経過観察に有用です。炎症でも高くなります。乳腺の腫瘍マーカー(CEA、CA15-3など)は乳癌の診断やフォロー(おもにフォロー)に有用です。
血液検査(採血)に伴う合併症
採血は、基本的には安全な手技であり、合併症の頻度は極めて少なく、また軽症なものが多いとされております。しかし、ごくまれに次のような健康障害を生じるとの報告があります。

皮下出血・皮下血腫

(頻度約0.2%)

穿刺後の不十分な止血などが原因です。十分な圧迫止血をしていただきますようお願いいたします。抗凝固剤を内服中の方は看護師に申し出てください、止血確認を行います。
アレルギー 採血時の消毒薬や駆血帯(ラテックス)などでかゆみ・発疹をはじめとするアレルギー症状が出現することがあります。

神経損傷

(頻度約0.01%)

採血後に手指へ拡がる痛み・しびれなど生じ、一定時間が経過したあとも持続します。皮膚表層近くの神経は個人差が大きいため、神経損傷を100%防止することはできませんが、通常の採血では、太い神経の断裂などの可能性は低く、損傷は軽度で症状は軽く、一時的な場合がほとんどです。長く続くようであれば整形外科やペインクリニックなどの専門医の治療が必要となる場合があります。

血管迷走神経反射

(頻度約0.8%)

心理的に緊張、不安が強いと起こりやすいとされ、採血前に起こることもあります。神経が興奮し、急速に血圧が下がるため、めまい・気分不快感・意識消失などを引き起こします。通常、横になって休めば回復します。また横になっての臥床採血も可能ですので申し出てください。

これらの合併症が起きた場合には最善の処置を行います。(なお、その際の医療費は通常の保険診療となります。)

採血についての不安、ご不明な点などありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

結果の説明

採血後に検査会社に提出します。特殊な検査以外3~4日で結果がクリニックに届きます。

その後に医師が確認を行い、コメントを添えて(とくにご指定がなければ)ご自宅に結果を郵送いたします。

結果を聞きに再度ご来院いただく必要はありませんが、初診の方は十分な説明を行いたいので再度の受診をお願いしております。

再診の方も結果を直接お聞きになりたい場合は、次回の予約を取ってお帰りください。

超音波検査

目的

頚部や乳腺に特化した専用のプローブを用いて検査します。

甲状腺腫大の有無、甲状腺腫瘍の検査、頚部リンパ節の検査、乳腺やわきのリンパ節の検査などが可能です。

検査に伴う合併症

多様な場面で使用されており、とくに合併症はありません。放射線を使わない検査ですので、妊婦さんにも使用可能です。

結果説明

検査後すぐに結果説明を行います。

マンモグラフィ

目的

乳腺のエックス線撮影検査で、乳癌の検査にひろく用いられている検査機器です。超音波検査では発見できない、腫瘤(しこり)を形成しないタイプの乳癌の検出にも有効です。

当院では最新の撮影装置と、読影に特化したデジタル医用画像システムを導入しております。

またマンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定の検診マンモグラフィ読影医の資格を取得しています。

検査に伴う合併症

エックス線の検査ですので妊娠中または妊娠の可能性のある方には不適です。(超音波検査は可能です。)

よい写真を撮影するためには、乳房を強く圧迫し引き延ばす必要がありますので、個人差はありますが、それなりに痛みを伴います。乳がん検査のタイミングとしては、生理終了1週間後くらいが適当です。

結果説明

検査後すぐに結果説明を行います。

必要であれば、同日に超音波検査や細胞診検査などを追加することが可能です。

穿刺吸引細胞診

細胞診は非常に有用な検査ですが、結節(しこり)の性質によっては診断に充分量の細胞がとれないことがあります(約10%)。

その場合は超音波の所見を参考にして、再度細胞診を行うか、経過をみるかを決めます。

良性では、しばしば細胞が充分にとれないことがあります。

目的

超音波ガイド下に採血で使う細い注射針を腫瘍に刺して、細胞を採取し顕微鏡の検査を行います。

腫瘍の良悪性の診断に有効です。

検査に伴う合併症

検査は十分に注意して行いますが、まれに内部での出血、かすれ声、感染、またごくまれに甲状腺のむくみが起こることがあります。

(甲状腺検査の場合)

結果説明

検査会社に提出し、専門の病理医が診断します。そのために7~10日ほど日数がかかります。

後日再診していただき、結果と今後の方針について説明をいたします。

検査後のご注意

・検査の後は、刺した部分を指で15分間押さえ込んで圧迫していただきます。内部で出血することを予防します。

・シャワー、入浴、食事などの日常生活の制限はありません。

・検査当日は、激しい運動を控えてください。

・刺した部分が腫れてきたときはクリニックに電話連絡してください。

 診察時間内:078-862-9966 診察時間外:080-6228-9900

・刺した部分が1週間くらい痛むことがあります。痛みだけのときは心配いりません。

検査当日の服装について

甲状腺検査の方

くびの大きく開く服装でのご来院をお願いします。

また検査前にネックレスなどをお取りいただきます。

紛失されないようにご注意ください。

乳腺検査の方

診察前に上半身すべてお取りいただいて、検査着(上半身)に着替えていただきます。できるだけワンピースをさけて、上下セパレートの脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

貴重品・アクセサリーはご自分で管理していただくようにお願いいたします。ロッカーを設置していますのでご利用下さい。

くつやブーツは特に問いません。

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※土曜日は、1:00まで

※木曜は乳腺外来は、行っておりません

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